2010年7月30日金曜日

プラナカン文化

ペナン島の中心経済はやっぱり中華系である
本場はマラッカだが、ここペナンにもマレーと中華の融合したプラナカン文化がある
中国本土ではありえない、南国豊かな彩色のチャイナタウン
南国のマレー文化の家と中華スタイルがうまく融合されている
もともとは貿易で栄えた島である。
そこに貿易で富をえた有名な家がある。安宿街にも近い通称ブルーマンションである。
今日日、高層マンションに囲まれてひっそりと建っているのもまたシュール。
ホテルとして営業してるブルーマンションだが、
一日2回ツアーという事で内部公開している。

一人12RM
内部の写真は撮ってはいけない。ちゃんとガイドに見張っており注意されてしまう。

しかし、オンシーズンは一人ガイドが数十人の客を案内するので、
どうしてもスキが、、、、
入り口。中華、マレー、西洋のミックスの青の建物である
このシック感がいい。
なぜ本土の中国人がやると派手になって、このようにはならないのだろうか?
ステンドガラスの窓
天井が高い、西洋スタイルの作り。
しかし窓枠や扉は中華スタイル。
中庭のレストラン。
四方を建物で囲って、中庭を造るのは中華スタイル。
しかし手すりや階段は西洋スタイル。
色や風通しのよさは南国マレースタイル。

ブルーマンションの装飾品をゆっくり堪能するには、高い宿泊料を払って、泊まるしかない。

2010年7月28日水曜日

人種宗教入り乱れのペナン島

他民族国家マレーシア

街の看板をみれば一目瞭然である。
英語、漢字、ヒンディーと入り乱れている。
それだけ民族がいるということである。
それだけ民族がいれば、それだけ宗教もあるということである。
まずはモスク。
マレー系の人たちは基本ムスリムが多い。なので女性もスカーフをかぶっている。
そして教会。
続いてヒンドゥー教。
インド発祥のこの宗教はやっぱりインド系中心に信仰されている
寺ないで何かの儀式中

そして前回のブログの中華系のお寺。
ひとつの小さな島にこれだけ、入り乱れて宗教のモニュメントがあるって、
民族が入り乱れているのも、世界の縮図の様でおもしろいかもしれない。


それではまず、安宿街近くのインド人街へぷらぷら。
街中ではペナン名物トライショーという、人力車が走っている。
結構まだまだ庶民の足だったりもする。
インド人街のマーク?
他の道路は他の道路で他のマークがある
裏路地。
インドから帰って来たばかりだが、正直インドより安心して歩けるペナンのインド人街である
店の商品の並べ方はやっぱりインド人風である。


やっぱりインド人街にきたら、カレーでしょ
これもなぜかインドより美味しく見える。
てんこ盛りのチキンカレー
インド系(?)の甘い飲み物も売っている。

マレーシアは特に見るものがなくてつまらないとよく聞く。
実際、10年前はそう思えた。
中華にしろ、インドにしろ、本土のインパクトが強烈すぎて、
マレーシアの彼らの印象を薄くしていたのだ。
それが逆に刺激を感じれなかったのかもしれない。

そして今は何度も中国を行き来し、インドにも数回行った。

逆にいい感じにこなれている、マレーシアのインド中華が新鮮に感じるのかもしれない。


本土ほど下品でない中国人がそんなに脂っこくない(むしろアッサリ味)中華と街を作り、
本土ほどしつこくないインド人が美味いカレーを作っている。
それをマレー文化が全体的をつつんでいて、いい感じでミックスされている。

しかもペナンにはリゾートも海もある。
なんとなく年配者で長期滞在組がいるのがわかってきた気がする年頃になったのかもしれない。


しいて、このペナン島の欠点を言うならば、ビールがタイ並に安ければなぁ、、という所か。

2010年7月26日月曜日

極楽、、、?

残念ながら領事館は休みだった、、、。
でも、せっかくバイクがあるので、島一周ドライブへ

一見何も特徴のない島のようだが、結構みどころのある島なのだ。

まずは北部のビーチ沿いをドライブ。
タイのビーチから来ると、いまいちな感じである。
それでも、世界有数のビーチリゾートでは、パラセイリング、水上スキーといったマリンスポーツが盛んだ。
しかし貧乏パッカーには用のない話である、、、
ビーチから山沿いの道へ
山間にはフルーツ農園が多く、テーマパークなる物もある
これは途中のドライブインにあったフルーツ屋
なぞの南国のフルーツがたくさんである
続いて、この島一番のみどころの中国寺
その名も「極楽寺」
山頂部分にはお釈迦様を建設中である。
寺入り口までバイクでいける。

入場料はなかったが、バイク駐車代2RMとられた。
しかも、山頂駐車場と中腹駐車場はそれぞれ料金とりやんの、、、、
中はもう、富富富といったありがたーいオブジェだらけ。
いかに、中国人がお金大好き、お金持ちになりたい感がよくわかるお寺である。
そんな成功した華僑がお金をさらに寄付するから、
このお寺はスーパーバブルなのである。
金にうもれた大福様
結構、山頂からの景色はいい。
これぞありがたーい御釈迦様の姿である。

かつでいろいろなお寺をいろいろな国で見てきたが、
ここが最強である。
もはやチベットの寺も霞んだ、、、



その他、ゴルフ場もあり、お金があればものすごーく楽しめる島なのだ。


【A】安宿街のジョージタウンGeorgetown

北部ビーチ周り
【B】極楽寺 Kek Lok Si Temple

大きな地図で見る

2010年7月24日土曜日

他民族国家マレーシア、ペナン島

クラビーを早朝7時に出発したミニバスは、
昼前には、タイ南部の町ハジャイには到着。
ここで、ミニバス乗り換えである。
どうやら、国境越えは専属のミニバス会社があるよううだ。
1時間乗り換え休憩後13時にはハジャイを出発した。
乗客はたった3人であった。

広くて快適だが、売り上げは大丈夫なのかな?と心配してしまった

マレーシアとの国境は高速の料金所の様。
日本人なら3ヶ月の観光スタンプがもらえる。

バスも、運転手もそのままマレーシアまで直通である。
そしてタイ人運転手はタイ側でビールをしこたま買っていた。

マレーシアは一応はイスラム国家なので、ビールは売ってはいるが、高いのだ。

国境から3時間もしないで、バターワースの街、そしてペナン島を結ぶ、大橋である。
マレー鉄道駅など、行政の中心はこの対岸バターワースとなる。
別にバターワースで降りて、自分で、鉄道駅先にあるフェリーでペナン島の中心ジョージタウンまで行ってもいい。
片道は無料のフェリーである。
ちなみに鉄道チケット売り場はペナン島サイドでも、このフェリー乗り場に隣接していて便利。


約10年ぶりのペナン島のジョージタウン。
東南アジアのなかでも優等生のマレーシア。
当時とあまり変わった様子はない。
それが、当時からしっかりした街だったのか、
今日日、めまぐるしい発展のアジアの街の様に、波にのれてないのか

それでも、ここは中国人多し島である。
あとで、島の有名寺、極楽寺にいって、景気のよさを納得である。その話は後で、、、

ミニバスはペナン島の中心なら、どこでも行ってくれた。
とりあえず、ペナンのカオサンstと呼ばれるチュリアst。
ここなら安宿が集まっていて便利である。

といっても、中国正月だからなのか、それとも、普段からこんなものなのか、
通りは静かだ、、、、

適当に宿を探す。
通りの西側(有名宿スイスホテル近く)にあったツーリストGH。
中華系安宿多し通りでインド人系の宿である

トイレシャワーは共通なものの、ホットシャワーでキレイだった。
で、何かうれしいって狭い部屋ながらもクーラー付き

ツイン30RM
シングル25RM

タイから旅行者が多しせいかタイバーツでも受け取ってくれる
その場合10RM=100B計算。


そしてマレーシアといえば多民族国家。
マレー系、中華系、インド系。人種の数だけ料理もあるのだ。
まずはカレー。5RM
乗せるカレーの具材によって値段が変わるが、ボリュームたっぷりである。
そしてなぜか、本場インドより美味く感じる、、、なぜだ?

ここのカレーを食べてからインド本国にいくと、ショックかもしれない。
続いて、中華である。
これも本国に比べてあっさり風味である。
もともと広東の近く、福建省の華僑が多いせいだから、こういった味付けなのだろうが、
、、、、美味い!

ラーメン3.5RM
コーヒー1.2RM

間違っても、本国中国ではこの甘いコーヒーは出てこない。

そしてマレー料理である。
イスラム料理なので、豚はないが、種類は豊富である。
これまた具材によって料金はかわるが、4RM前後で腹いっぱいである。


マレー料理はここが本場だからいいとして、
問題は中華とインド料理である。
なぜに本場よりうまい。そして人もいいんだ?

きっと本国では大名商売でも、
移民そしてのマレーシアでは、彼らももまれて、いい感じに丸くなったのだろうか?


なんて品のある中華だ。(本土は品ないです)
そしてなんてアクのないインド料理なんだ。(本土はアク(悪?)ありまくりです)





そして、今回のペナン最大の目的。
タイビザの取得。
ダブルのビザが無料で取れると聞いている。しかも当日で!

仮にお金かかっても日本円で3000円くらいなんだが。


チュニスstの旅行代理店でも代行してくれるが、20~30RMかかる(ビザ代別)
だったら自分でレンタルバイクで行っても一緒である。ついでに一日バイクで遊べるし
チュニスstのレンタルバイク屋は結構タイと違って、国際免許の提示をもとめてくる。

24時間20RM
ガソリン1.8Lで2RMくらい

、、、と、がんばったが、タイ大使館は休み、、、、
タイは関係ないじゃない、マレーシアも関係ないじゃない、、、、旧正月って。
一応営業時間は平日9時から12時までが受付。
写真2枚とコピーが必要。



【A】安宿街チュリアst(Lebuh Chulia )

【B】タイ領事館(royal thai consulate general)
ADD: no.1, jalan, tunku abdul rahman


大きな地図で見る

2010年7月22日木曜日

ちゃいニーズ正月 in タイ

クラビーに戻ったら、ちょうど中国正月(旧正月)だった。
中国の祭りといえば、爆竹である。
町中で爆音が響いている。
意外と、中国系タイ人の多さを感じる季節である。
もはや、二世三世になってくると、見た目もよくわからず、中国語のしゃべれない中華系タイ人も多い。
それでも、片田舎にいくと、タイ語がわからず困っていると、中国語で話しかけられる事もある。

正月中、中華系のお店は休む。
半分くらいは屋台も店も閉まってしまった。
一般家庭のお供え物はこんなん。
このあとは家族で豪勢な食事大会となる。

さて、そんな中国正月まった中に、
中国人の多く住む島、マレーシアのペナン島へ移動である。
タイビザ取得も目的なのだが、まさか領事館が閉まってるなんて事はないよな?

不安を残しつつ、早朝7時にピピで買ったチケットのミニバス(バン)はホテルに来てくれ、出発である。

2010年7月20日火曜日

ピピ島、最終日はのんびりと、、、

最終日はどこにも行かずにホテル近くのビーチでのんびりすることに。
物価の高い島ではタイ本土なら一番安いチャンビール42Bも55B以上とコンビニでもお高め
昼食は町の中心にある小さなローカルマーケットの地元食堂でぶっかけ飯。
それでも50B。野菜はおまけで付いてきた。
ビールはコンビニで買って持ち込みである、、、
ローカルマーケットでかつお(?)のBBQ発見。100B也。
ビールのつまみに最高
お前も食うか?
夕方にはクラビーへ帰るため船へ。
町なかにはクラビー、ランタ島方面はもちろん、バンコク、タオ島、パンガン島行きなど各方面行きの
ジョイントチケットを取り扱っている。(ほぼクラビー乗りかえ)
店によって値段にひらきあり。

今回はマレーシアはペナン島行きをいっきに買ってしまう。
正味クラビーまで300B、クラビーペナン島はミニバスで600Bで
900B也
ただ、ミニバスは朝出発なので、自分でクラビーのホテルは泊まる必要がある。
が、ちゃんと港からクラビーのホテル、朝はホテルまでミニバスが向かえにきてくれる。

便利なものだ。